住宅ローン返済中で不動産担保ローンは借りられる?

  1. 住宅ローン返済中なのに不動産担保ローンが可能?
  2. 第二抵当権でも良いと言うのは、こういうこと
  3. 住宅ローン返済中でも不動産担保ローンを考えた方が良い場合
  4. 住宅ローン+不動産担保ローンは同じ金融機関で行う
  5. 悪徳業者に注意 ベストなのは銀行だけど

 

 

住宅ローン返済中なのに不動産担保ローンが可能?

住宅ローンがあるのに、不動産担保ローンは利用できると言うのは意外なようです。しかしながら、一部の場合できることもあります。
金融機関によって回答は様々ですが、抵当権の入った担保物件でも、不動産担保ローン対象になることが条件になります。
また、住宅ローン返済中の抵当権は支払先であるため、実際には分母のように扱うことはできません。財産としても、まだ抵当権先にあることで、不動産担保ローンの対象範囲は当然少なくなります。

 

3000万円で購入したマンションや、家の住宅ローン返済をしている場合。
もう何年も返済している方と、まだ数年しか返済をしていない方の不動産担保ローンの利用限度額は違うということです。
普通、不動産担保ローンでは、完済された状態での担保物件の評価額の7割程度が、利用限度額になることが多いです。

 

しかし、抵当権の分は計算されません。
よって、住宅ローン返済中でも不動産担保ローンが利用できても、
その抵当権分が多ければ、当然融資も受けられないことになります。
金融機関によっては、最初から抵当権のある物件はお断りです。
要するに、支払いをしている物件に対してのローン契約は、できないと決めているところもあります。
銀行などでは、必ず第一抵当権であることが条件としてありますから、住宅ローン返済中の不動産担保ローンは無理でしょう。

 

 

 

第二抵当権でも良いと言うのは、こういうこと

ヤフー知恵袋や掲示板などで、不動産担保ローンの相談の質問の中で、住宅ローン返済中の利用についての記述をよく見かけます。弁護士回答などでは、できる場合とできない場合があるとありますが、正確にはできる業者とできない業者があるというのが回答としては◯です。

 

銀行などでは、なかなかできない相談で、はっきり住宅ローン返済中の利用はできませんとはありませんが、ご利用の際には第一抵当権に指定することとあります。
このことは、ローン返済のものはダメ、ということを意味しています。

 

その点、不動産担保ローン業者や消費者金融などでは、第二抵当権でもご相談に乗りますと記述があります。
住宅ローンに限らず、既に別の不動産担保ローンに使用している物件でもOKということになります。
その際に、必ずできるというものではなく、ご相談というのは内容を見てみないとわからないということになります。

 

というのも、抵当権ではある程度の占有範囲があります。
例えば2000万円の物件の抵当権で、住宅ローン返済を1000万円既に終わっているときと、
500万円しか行っていない場合では、第二抵当権として、残っている範囲が違うということです。
たとえ、第二抵当権の範囲があったとしても、満足のいく融資額が見込めない場合があります。
それで、要相談ということになるのです。

 

また、根抵当権の物件に関しては、最初からその不動産すべての抵当権を占有していることになります。
これは最初から住宅ローン返済中であってもなくても、不動産担保ローン対象外の物件ということです。
特に、事業性の高い物件に関しては、取引銀行との関係から根抵当権にしてしまっている場合が多いです。

 

 

 

住宅ローン返済中でも不動産担保ローンを考えた方が良い場合

不動産担保ローンの融資は、担保物件があるので、比較的高い金額が期待できるとされています。しかし、これは完済した状態の話であり、住宅ローン返済中の場合は、銀行などの金融機関が定める不動産評価額から住宅ローンの残債務を差し引き、その上7割程度が融資額になります。

 

2000万円の不動産評価額の担保物件の場合、現在1000万円しか返済していないとします。ということは、2000万円の7割で1400万円、完済したものであれば、これが利用限度額です。
が、ここから残債務の1000万円が更に引かれて、400万円になります。
ということで、2000万円の担保物件で、第二抵当権の段階で400万円の融資のみになります。

 

それも、これが精一杯の限度額とされて、もし不動産評価額が下落したのなら、
追加担保の提出か、下落した分の返済をしなければならない事態になってしまいます。
なかなか厳しい第二抵当権の存在ですが、それでもどうしても必要な金額なら、
第二抵当権であろうとも、不動産担保ローンの検討の余地はあります。

 

例えば、消費者金融などで、多額の借金がある多重債務。
金利が高く、もしここで不動産担保ローンの400万円で、キレイになるとしたら、一考です。
もちろん金利なども計算に入れてですが、多重債務の場合、金利が高いととんでもない返済額になってしまいます。

 

不動産担保ローンをまとめローンとして使用し、住宅ローンとともに不動産担保ローンの返済が、
多重債務のときよりも無理なくできるのなら、第二抵当権であったとしても、利用価値はあります。
この場合、借金原資は変わらないですから、必ず返済額を確認、シミュレーションを行ってから、申込をするようにしてください。
考えるだけの価値は大いにあることです。

 

 

 

住宅ローン+不動産担保ローンは同じ金融機関で行う

住宅ローン返済中に、どうしてもお金が必要なった場合、無担保カードローンなどの利用も考えられます。しかし、金利の高さを考えると、どうしても躊躇してしまう方も多いことでしょう。
金融機関では、不動産担保ローンなどもあり、住宅ローン返済中である家を担保としてお金を貸してくれる場合もあります。
ただし、金融機関によっては、ローン完済が条件の場合も少なくなく、なかなか厳しいのですが、銀行での提案としてこのようなものがあります。

 

まずは、住宅ローンそのものの借り換えです。
借り換えとは、金利の安いローンに変えることで、場合によっては、何百万単位で住宅ローンの総額が変わってきます。
これから先の住宅ローンの返済額を圧縮することができるのです。
大抵住宅ローン契約後10年前後の見直しが理想ですが、それがなんとか入用のお金を使えるのならベストです。

 

もっと高い金額が希望なら、住宅ローン返済している金融機関に相談です。
住宅ローン返済した中から融資をしてもらい、今の住宅ローン返済に上乗せをする形です。
つまり、住宅ローンの借り換えなり、再契約をするのです。
いずれも返済額が上がることは予想されますが、融資額が増加するのですから、当然のことです。
この場合、金融機関としては、今まで返済をきちんとしている信用のある方なら、融資額の増加は問題ありません。
また、返済に関しても、信用がありますし、金利をつける分儲けにもなります。

 

住宅ローンと他の金融機関ではいわば多重債務になるところですが、上記のいずれかの方法では、
多少融資額は増えるとしても、多重債務になることはなく、第一抵当権だけで返済していくことになります。
形としては、一番良い方法だと思われます。

 

 

 

悪徳業者に注意 ベストなのは銀行だけど

不動産担保ローンは、不動産を担保物件として提供し、その担保評価の7割程度の融資を受けることができるローンです。事業資金としての目的でもよく、原則的に使途は自由です。
対象となる担保がもし住宅ローン返済中であったとしても、第二抵当権として扱える業者であれば問題はありません。
ただし、連帯保証人などの人的保証を要求することもあります。

 

一応、不動産担保ローンに関しては、
最初に銀行に当たると良いとも言われています。
これは、銀行以外の不動産担保ローンの金利の高さや条件などのハードルを高めることを指摘する方もいます。

 

不動産担保ローンの業者の中には、悪徳とされて高金利での不動産担保ローンを押し付けることもあります。
第二抵当権で良いけれど、ということを口実にして、銀行などで断られた客をうまく獲得しようという手段です。
大手銀行などでは、第一抵当権にこだわるところも少なくないのですが、地元密着の信金などに相談されるのも提案です。
そのようなところで、住宅ローンを返済している場合、余計に相談をしてみることです。

 

一応一定の収入があり、銀行での連帯保証人の提供であれば信用が高いとも言われています。
まずは、銀行に聞いてみるのも良いでしょう。
対象となる担保価値、住宅ローン返済状況にもよりますが、滞納などがなく、
これからも信用ができると判断された場合、うまく不動産担保ローンとして、融資ができることもあります。
できれば、返済を少なくすることを第一に考えたいところです。
業者に関しては、注意しなければならないことだけは肝に銘じることです。

 


このページの先頭へ戻る