不動産担保ローンが借りられない場合

  1. 不動産担保ローンの担保価値
  2. 多重債務は厳しい現実
  3. 税金の支払いはきちんとしていましたか?
  4. 年収と借入金の割合は慎重に考えて
  5. 確実に不動産担保ローンを成功させるために

 

 

不動産担保ローンの担保価値

不動産担保ローンは有担保ローンとして、無担保ローンよりも借りやすいとされています。担保となる不動産も一軒家やマンション、土地などもありますが、倉庫、工場など多種に渡ります。

 

一応金融機関としては、ローンを組むときには、返済が可能かどうかを審査します。その時に出された不動産についての担保価値を、独自の調査で行うのです。その不動産に対しての価値が見いだせないときには、断られる、審査落ちの結果になります。
ただ、それは一金融機関の判断であり、別の融資会社に行くと、担保価値が変わることもあります。

 

というのも、不動産担保ローンを商品としている金融機関は、一つの種類ではありません。
銀行や不動産担保ローン専門業者などもあります。
一つの金融機関で審査落ちをしたとしても、別のところでは融資対象になる事もありますから、諦めないことも大切でしょう。
金融機関の審査基準はそれぞれですから、一応あちこち当たってみると良いでしょう。

 

担保価値があるとしたとしても、不動産の評価額にも違いがあります。
Aでは1000万円、Bでは1500万円と大きな開きが出ることもあり、ローンに対する金利差も大きいです。
また、不動産担保ローンの場合、返済期間を長くとることもあり、金利と同時に返済総額なども検討することはとても重要です。

 

融資実行で全てが解決するのではなく、ローン完済までをコールとした場合、ローンの額と返済総額、
ローン契約に関係する手数料などを総合的に考えることが、良い不動産担保ローンを選ぶきっかけになります。
不動産担保ローンの担保価値基準に関しては、金融機関によって見方が大きく変わるのです。

 

 

 

多重債務は厳しい現実

不動産担保ローンも借金ですから、申し込みがあった時は、個人や法人の信用情報を必ずチェックします。審査の中で、この項目はもっとも大切なことです。

 

多重債務者で、不動産担保ローンをまとめローンとして活用する方もいます。
その場合の信用情報では、もちろん借入金ありになります。
しかし、多重債務だけが審査に通らないとは限りません。
担保価値や収入の状況によっては、すんなりと審査が通ることもあります。

 

不動産担保ローンの場合、消費者金融などの金利よりも低い設定ですから、まとめローンとして最適です。
借金には変わりないのですが、低金利で返済が楽になり、総返済額を大幅に減らすことができます。

 

金融機関としても、まとめローンとしての不動産担保ローンとして、売り出している場合もあります。
多重債務そのものよりも、問題はその中身とそれまでの返済状況にあるとされています。

 

中身で言えば、多重債務も5社とか6社にわたるとても多い場合は、審査は難しいとされています。
なぜこんなに借入会社が多いのか、納得の行く説明がなければ審査落ちは決定です。
そこで、個人だけではなく事業をしている場合などは複雑な事情もあります。
それを金融機関がどう判断するか、審査してみないとわからないことです。

 

個人の場合、債務整理寸前の多重債務者の場合は、不動産担保ローンの審査も通らないことが多いです。
この場合、債務整理をするか、任意売却を検討されることをお勧めします。
相談先は、任意売却専門業者になります。

 

 

 

税金の支払いはきちんとしていましたか?

案外見落としがちなのが、税金の未納、滞納などです。
不動産担保ローンとして担保価値は十分にあったとしても、税金関係がキレイになってないと、金融機関では契約を渋ります。

 

見落としがちと言うのは、実際に使っていない不動産などの場合、税金のことをきちんとしていない場合があるからです。
会社などでも、使っていない工場や建物の場合、うっかりがあります。
悪質な場合として、滞納を故意であった場合は、他の財務的なことも調べられます。
そして、実は自転車操業的な経営状態であることが、バレてしまうこともあります。

 

ただし例外的に、税金未納でもOKな場合があります。
それは、評価額を大きく下げてのローンです。
それが税金分だけではなく、今まで税金の支払いをしていなかった信用の欠陥分をマイナスされるのです。

 

年収や営業利益がきちんとある場合、返済能力が高いことは認められます。
公的な責任を果たしていないことでの、信用の欠如がこうした事態を招きます。
良い金融機関で良かったと思う反面、希望通りの融資が受けられないことがあります。

 

この税金に関しては、ただ支払いをしていないだけで、不動産担保ローンができないというのは非常にもったいないことです。
ですから、きちんと税金の支払いをしているかどうかを確認するのです。
そうした上で、完璧に支払いをしたあとで、不動産担保ローンの申し込みに行くことをお勧めします。
第一抵当権としての立派なローンが組める寸前までいくのに、と言うケースが多々見られます。

 

 

 

年収と借入金の割合は慎重に考えて

借金の申し込みに、必ずついて回るのが返済負担率です。
年間の返済額を年収で割ったものですが、不動産担保ローンの場合は、35%が基準だとされています。ですから、年収に応じた返済ができる範囲内での融資でなければ、審査に落ちてしまいます。

 

その時に同時に問題になるのは、他の借入金です。
例えば、消費者金融やカードローンと言ったもの。
または、住宅ローン、カーローンなどの多重債務の上に不動産担保ローン。
そうなると、35%という数字はかなり危険な感じです。
法人の場合は、年間キャッシュフローでの審査になります。

 

もし、まとめローンで他の借金をゼロにする目的であれば、きちんと説明が必要です。
それにしても、年収との兼ね合いはどうしても審査の重要部門になります。
不動産担保ローンは無理ですから、売却を考えてはいかがですか?と言う話しにまで発展してしまうことになります。

 

無理な不動産担保ローンの場合、年収が低いとどうしても不利な審査になってしまうことが多いです。
まとめローンとして一気に行きたいところですが、ここは慎重な判断が必要になっていくと言わざるを得ないでしょう。

 

もちろん不動産担保ローンにも審査が甘いところは数多くあります。
しかし、内容を見ると、返済能力が低いにも関わらず金利が高く、
最初から、返済期間を極端に長く設定してくる金融機関も多いです。
一見親切そうな対応ですが、返済が始まるととんでもない返済総額になっていることが多いのです。
不動産担保ローンそのものが、大変な借金になってしまうケースが多いですから注意してください。

 

 

 

確実に不動産担保ローンを成功させるために

原則的に不動産担保ローンの場合、最重要課題としては、担保価値です。
税金などの支払いなども担保価値に入ります。
それがしっかりとしていた場合、パーソナルデータとしての個人情報でしょう。

 

カードローンや消費者金融と同じく、滞納や遅滞を繰り返している方の場合は、ローンそのものを組むことができません。
債務整理経験者なども、一定期間が経っていないと、不動産担保ローンは利用できないとされています。
また、無職はもっともダメなようで、職業的にも安定した一定の収入が原則です。
特に審査が厳しい銀行に関しては、長期間の審査をした上で、審査落ちがきっぱりと言われてしまうことが多いです。

 

審査基準は、無担保ローンよりはゆるいとされていますが、金額によっては、そうはいかないのが現実です。
自分で気がつかないけれど、担保の評価額が下げっているのに高い希望金額の提示、
年収と返済の比率が合わないなど、様々な要因で審査が通らないこともあります。

 

一応、審査に通るよう気をつけることとして、

 

  • 自身で評価額のチェックをする
  • 税金はきちんと払う
  • 多重債務者は少しでも返済をしておく
  • 職業的に言うと、正社員2年以上が一応の目安

 

などです。

 

評価額については、一括査定サイトなどで、大体の相場を知っておき、桁違いの希望額を付けないようにすることです。
税金は当然の義務ですが、支払いがすぐにできない場合は、
優先的に税金を先にしてから、不動産担保ローンに申し込みをしましょう。
まとめローンとして、急いで不動産担保ローンと契約をしたいこともあります。
事前に、どのくらいの多重債務が許容範囲なのかを調べておくことも必要です。
職業は、安定収入が何よりもベストです。

 

選択の自由はあることですが、ローンに関しては、収入の安定は何よりも最重要の審査になるようです。

 


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